平成27年度 研修会

s-衣体についての講義 中西上綱様 s-真剣に話を聴く会員

s-講義風景 s-法会集会所

s-法会風景3 s-法会風景2

平成28年2月25日~26日に札幌市隆光寺に於いて、今年度研修会が行われました。

御講師は高野山引摂院 中西雄泰住職、高野山金剛峰寺法会課 加藤善弘師のお二方です。

先ず中西雄泰住職様より衣体(えたい)についての講義がありました。
衣体とは、私達高野山真言宗の僧侶が着衣する法衣のことであります。
普段、自分たちが着ている衣の意義や意味について、そして高野山における法衣の伝統について改めて学びを深めました。

次に法会課加藤善弘師より承仕(じょうじ)作法と会奉行(えぶぎょう)作法について学びました。
承仕とは、法会を準備し、法会中に黒子として円滑に進むことを手伝う者のことであります。
会奉行とは法会を司る役割の者のことです。
一座が滞りなく修すことが出来るのは、このような事をしている方がおられるからです。
これから様々な場面でその役を担っていく我々青年僧にとって大切な学びでした。
また、次の日は理趣三昧という法会儀式について学び、締めとして講師である中西住職様に導師をお勤め頂き、
加藤師に監督役をして頂き、理趣三昧法会を行いました。

両御講師には多くの質問にもお答え頂き、大変有意義な研修会となりました。

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