砂川弘法寺 金剛界結縁灌頂

令和元年6月29、30日、砂川市の弘法寺に於いて金剛界結縁灌頂が開莚されました。

北海道青年教師会は協力事業として10名ほど出仕、お手伝いさせていただきました。

結縁灌頂(けちえんかんじょう)とは曼荼羅の中の仏さまとご縁を結ぶ、真言密教特有の最も尊い儀式の一つです。

この結縁灌頂は弘法大師空海和上が我が国にお伝えになり、古くより天皇陛下から一般の方まで、身分を分け隔てることなく、多くの人々が仏様とご縁を結んでまいりました。

このことから、結縁灌頂はみ仏のお心を直接、人々に受けとって頂く最尊無比の教法と呼ばれます。

新元号となった6月29日と30日に、砂川市弘法寺においてこの灌頂が盛大に執り行われました。北海道では、実に15年ぶりのことです。

当日は二日間で400名ほどの入檀をいただき、仏さまとのご縁を結ばれました。

この混迷の時代だからこそ、私たちは仏様とご縁を結ぶ結縁灌頂を執り行う意義を感じております。なぜならば、仏さまとご縁を結ぶということは、不安を安心へと変える強い力があるからです。

青年教師は準備からお手伝いをさせて頂き、誠に貴重な経験をさせていただきました。

このような機会をいただきました、弘法寺ご住職常包全秀師、また、道外よりお越しの諸先輩方、誠にありがとうございました。

合掌

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