高野山開創1200年 結縁行脚

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平成27年、高野山は御開創1200年を迎え4月2日~5月21日の50日間、50年に一度の大法会が執行されました。

そこで御開創の結縁を結んで頂くため、平成26年4月6日北海道からスタートし高野山の「不滅の聖灯」と「撫で三鈷杵」を中継しながら全国の宗務支所を1年掛けて行脚して参りました。

https://ja-jp.facebook.com/1200kechien

そしてその最後の行脚は吉野山金峯山寺より高野山への古道、「弘法大師の道」を行脚していく事となりました。

高野山真言宗青年教師会も、その行脚隊に合流すべく4月1日野川弁天社にて集合、全国にて結縁を結んで頂いた「不滅の聖灯」と「撫で三鈷杵」の最後の高野山への道を行脚する事となりました。

北海道よりは第9代会長である常包全秀僧正は行脚隊として執行しており、青年会としては5名の参加、高真青 山本会長と小畑事務局長、北海道では福井会長、福家副会長、米本事務局長が参加となりました。

野川弁天に金剛峯寺よりバスで出向、行脚帯と合流です。野川弁天社でご法楽をあげ、普段ご開帳しておられない秘仏を拝見、拝ませて頂きました。

そして早速出発、雰囲気のある野迫川村近辺を高野山へ向かって歩きます。

しばらく歩いた所で休憩、一息ついて「さあ出発」と思った所、驚きました…

前に普通の道があったのでてっきりそこに行くのかと思いきや、右手に見えていた切り立った山を登るというのです…。

一同「えっ」という驚きもつかの間、行脚隊が先頭を切り、急な山道を登っていきます。山本高真青会長が、「修行大師」様を背負い一心に駆け上がって行く姿には驚きました。

私は足に乳酸がたまり、動きが緩慢になっていくのがわかりました。キツイ…

ようやく尾根の頂上へとたどり着いた頃には、全身汗だくでした。

その後、その尾根のアップダウンを繰り返しながら、奥の院を目指します。歩きながらこれがお大師様の通られた道なのかと思うと感慨深いものがございました。お大師様はどんな思いで1200年前この道を通られたのだろう、不安や希望、様々な決意があったのではないか、そしてそのお大師様の思いを、これからの私達はどうやって伝えて行く事ができるのだろう、そんな思いに駆られました。

行く道は静かで空気が澄み、歩くだけで瞑想している穏やかな気持となります。

尾根が終わると、そこはもう高野山!奥の院へ向け歩を進めます。

奥の院にてご法楽、普段運動していない私は大変な思いでしたが、なんとか勤める事が叶いました。本当に良い体験となり、ありがたく思います。

http://www.47news.jp/movie/general_topics/post_11772/

そして、4月2日はいよいよ開白の法会、結縁行脚隊として高真青も式衆として参列させて頂きました。

50年に一度の最初の法会に参列できること、本当に有り難い限りです。

http://www.47news.jp/movie/general_topics/post_11776/

 

皆様お疲れ様でした!

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